〈第10回〉BOB DYLAN
今回、描こうと思う人は、ボブディランさん。詩が評価されていたり、映画に出たり、コンサートで帰っちゃったり…なにかと話題が多いです。
TUTAYAに行くと、CDの枚数がポールマッカートニーなどと並んで、リリースしている枚数の多いアーティストです。ボクが初めて聞いたのは、中学生の頃です。ものすごくはまって今でも聞いています。ボクの友だちのボブディランに詳しい和久井さんによると、ボブディランは人の曲にインスピレーションを受けて全く変えて作るのがうまいと言っています。歌もハーモニカも、ギターもそれほどうまくはないのに、とても魅力的です。
◉描く人が決まったら、資料になる写真を探します。
なるべくたくさんの写真を用意してください。
ボクの場合写真はほとんど、インターネットで調べます。その時に、単に写真の検索と言うだけではなく、よりイメージに「ピン」とくる、心に「ぐっ」っとくるものを探します。それから、あまり小さな写真は選びません。こまかい感じが分かりにくいですから。何枚か気になるものを選んで、その中から自分のイメージに近いものを選びます。
ボブディランもは若いときから活躍していたので、結構たくさん写真があります。ボクのイメージはもじゃもじゃ頭でスカシている感じ、そしてどこか貧乏な感じです。
◉顔型をざっくり描いてみる。
前にも書きましたが、人の顔は「印象の顔型」と「実際の顔型」ではだいぶ違います。
ここでは、正確に描くより、印象の方に合わせた方が似てる感じがする様です。
顔型と髪型で面積の大半を占めてしまうので、
ほぼここで似るか似ないかが決まってしまいそう…
こんな感じかなぁ…。だいたいの顔型が出来たら、今度は眉や目やハナや口、それぞれを描いてみます。
それぞを描く「大きさ」「位置」で
まったく違う人になります。まるで福笑いみたいです。
面白いから、ついいっぱい描いちゃいました。
目鼻や眉の位置を動かしてみると全く気分が違います。
似てきました。
ボブディランはこんな感じでしょうか?
ボブディランの場合、シワとか目の鋭さなんかがポイントですね。男性の場合は多少ならブサイクに描いても大丈夫です。感じをつかんで描ければいいですね。
◉今回は「ボブディラン」でした。
今回は、昔から好きな人でしたのですんなりと描けました。次回もお楽しみに。
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