阿部寛さんの似顔絵
〈第2回〉阿部寛さん
どれくらい前の事になりますか。
真夜中にやっていた『TRICK』を毎晩家に帰ると、見ていました。それからTRICKはどんどん人気が出て、しまいには、映画まで作られてしまいました。
最近の事、「テルマエロマエ2」とテレビでやっていました。
あんまり認識していませんでしたが、その頃出ていた人と同じ人だったんだなと
改めて思いました。そう言えば、前回この似顔絵コーナーで書きました「吉永小百合さん」がプロデュースした映画『ふしぎな岬の物語』にも出ていらっしゃいましたね。
まさか、ボクも若かりし頃に買っていたファッション雑誌、『Men's Nonno』のモデルさん? びっくりしてしまいました…。
いつだったか鶴瓶さんの番組、『Aスタジオ』にゲストで出ていましたが、
その時に「奇妙な役、変な役をやりたい」と言われていました。
いまいる役者さんの中では「眼光鋭く、濃い味の顔だな」と見る度に思います。
他の人には出せない味。
それも奇妙な「マッドサイエンティスト」のような役を
沢山やって欲しいですね。
◉描く人が決まったら、資料になる写真を探します。
なるべくたくさんの写真を用意してください。
その中から自分のイメージに近いものを選びます。
◉顔型をざっくり描いてみる。
前にも書きましたが、人の顔は「印象の顔型」と「実際の顔型」ではだいぶ違います。
ここでは、正確に描くより、印象の方に合わせた方が似てる感じがする様です。
顔型と髪型で面積の大半を占めてしまうので、
ほぼここで似るか似ないかが決まってしまいそう…
眉や目やハナや口それぞれ描いてみます。
それぞを描く「大きさ」「位置」で
まったく違う人になります。まるで福笑いみたいです。
目鼻や眉の位置を動かしてみると似てきました。
阿部さんはこんな感じでしょうか?
彼の場合かなりハンサムと言う事もあり、
かなり誇張して描くのがいいでしょう。
男の場合はいくらブサイクに描いても大丈夫です。
これを筆っぽく描くと、結構味わい深くなります。
◉今回は「阿部寛さん」でした。
いかがでしたか?
阿部さんは好きな役者さんの一人です。
こちらの期待もあるのでしょうが、
まじめにやっていればいるだけ、どこかおかしいです。
特に好きなのは
「うまく笑えない」
「内心悔しい」
…などの演技が、クスッと笑えます。シリアスなのもいいですが、猟奇的なものや、怖そうに見てて笑えるものなどが好きです。他の方にはできないムードがあります。
これからもどんどん活躍してほしい です。
…おーくぼ
◉ボクが絵を描かせていただいた絵本……おかげさまで、3刷りが決定いたしました。ありがとうございます。とくに3歳から小学校の1〜2年生のお子さんにおすすめです。
◉テレビから映画になっていますね。このばかばかしい感じがとても好きです。
◉この映画も、地味ながらも、ちょっと見たい映画ですね。
◉この映画、原作はマンガ。日本の風呂の文化が発達しているんだなと思わせます。
◉この映画、2も面白いです。阿部さんしか出来ない滑稽さかも…。